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最終更新日:2023/11/14

(株)キタムラ【カメラのキタムラ、子ども写真館スタジオマリオ】

業種

  • 専門店(家電・OA機器)
  • フォトサービス
  • 通販・ネット販売

基本情報

本社
東京都

取材情報

DXが変える、私たちの仕事

お客さまの思い出を未来へとつなげていくために。“キタムラ流DX”の魅力

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オムニチャネル戦略の確立と、3つのDXへの挑戦

DX推進のキーパーソンでデジタル推進本部長を務める柳沢さんと、2022年2月に発売を開始したお名前シール「ぺたねーむ EXPRESS」のマーケティングを担当した阿部さんにお話を伺いました。

■柳沢 啓さん
取締役 常務執行役員/デジタル推進本部長
1997年入社(写真左)

■阿部 慶二郎さん
イメージングマーケティングチーム
2021年キャリア入社(写真右)

先輩の横顔

柳沢さんは大学卒業後、店舗スタッフとして入社。バイヤーなどを経てEC事業を担当し、キタムラのネット事業を確立しました。現場とネット、双方の仕事に精通しています。
「ぺたねーむ EXPRESS」のマーケティングでは、商品開発担当者と緊密に連携した阿部さん。サイトの構築、顧客体験の設計に関しても、スピード感を前面に打ち出しました。
「ネット販売は確かに効率的なのですが、お客さまに“ファン”になってもらうためには実店舗が不可欠。だから、リアルもネットも頑張らないといけないんです」(阿部さん)

“3つのDX”により、一生涯を通じてお客さまの“フォトライフ”に寄り添いつづける(柳沢さん)

「カメラのキタムラ」といいますと、「昔からあるプリントショップ」とか「ロードサイドでよく見る、普通の小売店」というようなイメージを抱く方が少なくないかもしれません。1934年創業の伝統ある会社だけにそう思われるのも無理はありませんが、こうしたイメージは誤解だと思います。なぜなら、当社のEC事業の売上は全体の5割以上を占めているからです。

インターネット事業を開始した1999年以来、当社は店舗とネットの融合に力を入れてきました。そして、店舗とネット・SNSなどのさまざまな接点をシームレスにつなげることで、お客さまの購入体験を最適化する「オムニチャネル戦略」を確立。“ECで注文した商品を店舗で受け取る”新たな流れを創り上げるとともに、DX推進企業へと変貌を遂げてきたのです。

当社のDXの本質は、デジタル技術を使ってお客さまの思い出を未来へとつなげていくことにあります。赤ちゃんのエコー写真を残せる「おなかのフォトブック」から遺影写真まで、一生涯を通じてお客さまの“フォトライフ”に寄り添いつづける――。
こうしたビジョンを実現するため、当社はいま、「3つのDX戦略」を推進中です。これは、デジタル技術を生かし、新たなフォトライフの可能性を模索する「商品のDX」、リモート接客やライブコマースなど、デジタルやAIを活用して営業力強化を図る「営業のDX」、お客さまとの信頼関係をより強くするための「顧客基盤のDX」のことで、新たな取り組みも次々とスタートしています。
例えば、循環型社会への関心の高まりを受けて「リユースカメラの買取事業」の規模を拡大し、「AI査定」を導入。デジタルの力を駆使して、誰でも、どの店舗でも正確な査定を行うことができる仕組みを構築しました。DXの推進とともに、お客さまとのリアルな接点である店舗の価値はこれまで以上に高くなっているのです。

当社には、フィルムからデジタル写真への転換をはじめとする劇的な環境変化に直面するたびに、試行錯誤を積み重ね、本部と店舗が一体になって最適解を徹底的に探すことで成長を続けてきた伝統があります。そして、変化に対して柔軟に対応できる人材、新たな課題に対して積極果敢にチャレンジできる人材が多数活躍しています。新たな時代のフォトライフを提案し、お客さまとの信頼関係を守りつづけていくために、今後もたゆみない挑戦を続けていきたいと思っています。

リアルとネットの双方に本気で取り組むキタムラだからこそ、「売る力」に磨きを掛けられる(阿部さん)

「良い商品や体験をユーザーに届ける力」に磨きを掛ける――。これが私のいちばんの目標であり、マーケティングの本質だと思っています。前職では健康食品の通信販売を手掛ける会社で、ネット広告の運用やクリエイティブのディレクション、利益管理などウェブマーケティング全般を手掛けていたのですが、“体験型店舗”の存在感の高まりもあって、オンラインだけでできることに限界を感じ、転職を決断。「良い商品や体験をユーザーに届ける力」を思う存分に発揮できるのは、実店舗を構え、かつ、ネットビジネスにも力を入れている企業に違いないということで、当社への入社を決めました。

2021年9月に入社し、その後はイメージングマーケティングチームの一員として、「いかに売るか」という視点から、当社が進める“3つのDX”に、さまざまなかたちで関わっています。入社直後に手掛けたのが、2022年2月にサービスがスタートした、幼稚園・小学校への入園・入学準備用のお名前シール「ぺたねーむ EXPRESS」です。
これはワーキングママ・パパなど子育て世代がターゲットの商品で、コンセプトは「最短1分注文!最短1時間仕上げ!」。お子さまの持ち物への名前付けは、精神的・物理的に負担の大きい作業といわれますが、「ぺたねーむ EXPRESS」では「注文・受け取る・貼る」の一連のプロセスを最速でご提供しています。
私は商品開発の担当者と連携しながら、さまざまな仕組みを構築しました。例えば、店頭やネットに加え、コミュニケーションアプリによる“最短1分注文”の実現がその一例。また、各地の店舗で“最短1時間仕上げ”を行い、ご注文いただいたその日に商品をお渡しできる仕組みも創り上げました。これはリアルとネットの双方に本気で取り組んでいる、当社ならではのサービスといっていいでしょう。

おかげさまで「ぺたねーむ EXPRESS」の売れ行きは販売初年度から好調です。そのなかで、興味深いデータも上がってきています。一般的な商品は、平日18時以降、もしくは土・日曜日にご注文をいただくケースが多いのですが、「ぺたねーむ EXPRESS」は平日昼間のご注文が多かったのです。これはあくまで仮説ですが、ちょっとしたスキマ時間にパパッと注文する人が多かったのではないかと推測しています。私たちの思いや商品のコンセプトがお客さまにしっかり伝わった結果だとしたら、本当にうれしいですよね。

「商品の“CMO”としての自覚を持て」。チャレンジングな課題に挑戦するカルチャーの魅力(阿部さん)

当社には、社員一人ひとりが知識やスキルを最大限に発揮しながら、チャレンジングな課題に対して積極果敢に挑戦するカルチャーが根付いています。イメージングマーケティングチームが専門職寄りの集団ということもあるのかもしれませんが、私が入社後、わずか1カ月でお名前シール「ぺたねーむ EXPRESS」のマーケティングを任せてもらえたのは、その証拠といっていいでしょう。

上司から「商品の“CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)”としての自覚を持って、仕事に取り組んでほしい」といった言葉を掛けてもらうことがよくあるのですが、実際、かなり大きな裁量を与えてもらっており、自らのアイデアをフルに生かしながら、自由闊達に仕事を進めることができています。

また、マーケティングの上流から下流まで、すなわちマーケティング戦略の策定から実行に至る全てのプロセスに一貫して携われることや、オムニチャネルを通してお客さまとの「質」の高い接点を膨大に確保していることも、当社の魅力といっていいでしょう。
ひと言で言えば、短期間でPDCA(計画、実行、評価、改善)を回しながらマーケティング戦略を実行したり、机上の空論に陥りがちなマーケティング仮説に“肉”を付けたりと、文字どおり“なんでもできる”のです。「デジタルの力で小売業界に変革を起こしたい」という高い志をお持ちの方にとっては、最高の環境だと思います。つまり、キタムラはマーケッターとしての“個”の力を、飛躍的に高めてくれる会社だということです。

最後に今後の目標についてですが、現在、中古の腕時計・スマートフォンのリユース事業の全国展開に向けて、テストを重ねているところです。この事業でも、北海道から沖縄まで全国各地で店舗を展開している当社ならではの強みを最大限に発揮する形で、DXの可能性を追求していきたいと思っています。
また、これは私個人の目標になりますが、「良い商品や体験をユーザーに届ける力」を磨くためにも、「誰に、何を、どのようにして伝えるか」というマーケティングの基本を徹底しながら、最先端のデジタルマーケティングの知識やスキルを習得していきたいですね。そして、将来的には、時代の流れと共に変わる“変化”を先導していける存在になり、当社のDXをリードしていきたいと思っています。

企業研究のポイント

企業研究を行う上で2つのポイントを挙げたいと思います。1つは、「自分で情報を取ってくる力」を徹底的に鍛えることです。この記事ではDXを中心にお話ししましたが、リアルとネットを融合させた、新しいマーケティングを行うためにも、デジタルやテクノロジーについての知識のみならず、より幅広い分野の知識を身に付ける必要があります。学生の皆さんには、目の前の課題を解決するための情報を取得する力に磨きを掛けるだけでなく、ある種の趣味として、さまざまな分野の情報を楽しみながら収集する習慣を身に付けていただきたいと思います。

もう1つは「自分の考えに自信を持つこと」です。企業研究を進めていくうちに否定されたような気分になることもあるかと思いますが、気にする必要はありません。自分が調べ考える領域は人一倍時間も使っているので、“誰にも負けない”という気持ちで臨んで欲しいと思います。こうした気概がなければ、どんなに良いアイデアも実現できませんし、目標も達成できません。柔軟に考えながらもいい意味でプライドを持ちましょう。

(阿部さん)

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DXの進展とともに、店舗で働く社員の仕事も進化しつつあります。従業員専用のコールセンターや、オンライン接客の仕組みの構築など、日々新たな挑戦に取り組んでいます。

マイナビ編集部から

カメラ用品店「カメラのキタムラ」や記念日スタジオ「スタジオマリオ」など、全国で1,000以上の店舗を運営する「(株)キタムラ」。本文でも述べられているように、1999年からインターネット事業をスタートするなど、非常に早い時期からECの成長に力を入れてきた。

同社のEC化率が5割超ということだけでも筆者は大いに驚かされたのだが、さらに驚いたことがある。同社の社風・雰囲気についてお話を伺ったときのことである。「失敗よりも成功の可能性が少しでも高ければ、ゴーサインを出す」。これがキタムラでは当たり前というのだ。
キタムラでは「即断・即決・即行動」の姿勢が浸透し、実践されている。筆者はここに、同社がDXで躍進を遂げた理由とその強さの秘密を垣間見たのである。また、日本の小売業を変革するのは、こうした確固たるビジョン・思いを持って、リアルとデジタルの融合を図る企業に違いないと確信した。

DXやウェブマーケティングに興味関心をお持ちの方はもとより、店舗でお客さまとコミュニケーションを取りながら豊かなフォトライフの創造に寄与したい方、新たな小売業を自らの手で創り上げていきたいという志をお持ちの方、そして、チャレンジングな課題への挑戦を通して飛躍的に成長したいという熱意ある方にもオススメの会社である。

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プリントサービスやカメラの販売、フォトスタジオなど、写真に関する事業を多角的に展開中のキタムラ。お客さまの思いに寄り添った提案力で、根強いファンを集めています。

 会社概要に記載されている内容はマイナビ2024に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2025年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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